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TOMASの個別指導ブースでのこと

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TOMASに見学に行ったことを前回の記事に書きました。
その際、個別指導ブースに座って、講義を受ける体験をする機会がありました。
そこで、先生が、
「チリ太郎くん、この問題解ける?」
と言って、前のホワイトボードに、

25×32

と書きました。

チリ太郎は、「800」と即答したので、私は少し驚きました。(1秒くらいで即答したので…。恥ずかしながら、私は普通に暗算しようと思っていました。)

先「凄いね。即答だね。どうやって解いたの?」

チ「あのね、分配法則を使ったの。32は4×8だから、25×4×8で、100×8は800になる。」

先「じゃあ、これはどうかな?」

7×8×0.125×5

「35」(またも1秒で即答)

先「すごいね。こんなに早く答えられるということは、どういう計算をしたのかな?」

チ「あのね、この場合は、答えが1とか100とか1000になる掛け算の組合せというのがいくつかあって、それをたまたま覚えていたの。8×0.125が1になる組合せだから、7×1×5で35」

先「すごいですね、驚きました。塾に行っていなくて、こうしたことができるって、あまり経験がないです。」

私「算数の本が好きなので、たぶん、どこかで読んだのでしょうね。」

先「それだけ探求心があって自分で使えるくらい習得できているなら、難関中学を視野に入れてもいいですね。」
「チリ太郎君、どう? 御三家とかに入ったら学校でもヒーローだよ。お父さん、お母さんも喜んじゃうよ。」

チ「御三家?」

先「ああ、わからないか。えーと、優秀な学校のベスト3みたいなもんだよ。」

チ「…」

先「要するに、トップクラスを目指して勉強するってことだね。」

チ「うん、それでいいかなって思う。」

チリ太郎は全くピンときていないようでした。
多分、開成中学・高校の名前は、東大王の伊澤さんや水上さんの母校として知っていると思いますが、麻布中学、武蔵中学は絶対に知らないと思います。(というか、ほとんど私立中学の名前を知らないと思います。)

現状のチリ太郎の気持ちとしては、「具体的に行きたい学校があるわけではないが、私立も含めてトップクラスを目指せるレベルの高い勉強をしたい」ということなのだと思います。

そんなふうに思っていたなんて、全く気付きませんでした。
塾の下調べを始めてみたことから、思いがけずチリ太郎の思いを知ることができました。

まだ具体的に行きたい学校があるわけではないので、目標がフワっとしていますが、チリ太郎は知的好奇心もある方ですし、「レベルの高い勉強をしてみたい」という希望に対して、ある程度応えてあげられる環境は与えるべきかなと思います。
それが、通塾ってことになるのでしょうね。

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