過去問についての素朴な疑問

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志望校の「過去問」は、直前期に取り組む教材として、多くの出版社から出版されています。
大手塾も、受験生を持つご家庭も、過去問は直前期に実力を測るための「貴重な初見の問題」と認識しています。

だからこそ、先に記事にした「開成・桜蔭 入試同日体験受験」のように、過去問の使い方やタイミングに係わることに対しては、様々な意見が集まります。

ここで疑問が湧きます。

大手塾は志望校対策講座などを実施しているくらいだから、「直前期に取り組むための初見の問題を作ればいいだけでは?」と思うわけです。
また、塾に限らず、各出版社も、「そうしたそっくり問題集を作って売ればいいのに」と思うわけです。

今や1つの産業ともいえる中学受験業界の中で、なぜそれが実践されていないのか?

おそらくですが、入試レベルの問題を作成するのは、想像以上にクリエイティブで難易度の高い作業なのだと思います。
ですので、過去問を編集して、模範解答を載せて出版するのと比較すると、とても割に合わないくらいの労力・コストがかかるのだと思います。

ただ、この疑問に公式に答える形で志望校別講座を設置している塾がありますね。

そう、早稲アカのNNです。

私も「武蔵ジュニアオープン模試」の保護者説明会で簡単に説明を受けましたが、NNには「NNそっくりテスト5本勝負」というものがありまして、志望校別講座の最後をそっくり模試5回で締める取り組みをしています。
https://www.waseda-ac.co.jp/elementary/option/target/?id=nn_05

2021年受験であれば、1/3・10・11・17・24と、本当の直前までそっくり模試をやっているのですから驚かされます。

もしかしたら、他の大手塾でも、講座の中で似た取り組みをしている可能性はありますが、このようにHPで直前期に初見問題の必要性と解決策を提示している塾は少ないでしょう。

(以下「公式HP」から抜粋)
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過去問は底をついた。ではさらにさかのぼって過去問に取り組むのか、もしくは過去問の解き直しを2度3度繰り返し、得点力が上がったと信じるのか。はたまた併願校や他の難関校の過去問などで時間を費やすのか。初見の問題を最後まで考え抜いて、分析して答案を作る作業を繰り返す。これが順当も逆転も呼ぶシナリオです。
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まあ、そんなわけで、私も度々早稲アカさんの宣伝まがいの記事を書いていますが、まあ、四谷大塚の「同日体験受験」だって、早稲アカのNNだって、もちろんサピックスのSSだって、その塾の考えがあって、ある意味、「攻めの姿勢」で色を出していることですから、そこに納得・共感できる人が参加したらよいのですよね。

怪しい都市伝説番組ではありませんが、

(その塾の方針を)信じるか信じないかは…、あなた次第!

というところでしょうか。

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