本日は小学校の卒業式でした。
公立小学校は本日が多いですかね。
チリ太郎は張り切って早起き(20分程度ですが)し、用意していたスーツで登校しました。
コロナ対策のため、式場に入れるのは保護者1名まで。
しかし、別教室に中継の試聴席を作っていただけて、私はそこで式の様子を見守りました。
チリ太郎のスーツはヨーカドーで買ったもので、「被ったりするかなぁ」と少し心配しましたが、あまり気になりませんでした。
男子は数人紋付を見る程度でしたが、女子は1〜2割ぐらい袴で、目を惹く配色の衣装の子もいたり、やはり衣装への拘りを感じましたね。みんなかっこよかったです。
公立の小学校ですが、この学校には感謝しかありません。
低学年のときは落ち着きがなくてトラブルも多かったチリ太郎ですが、そこで温かく見守っていただき、個別によく指導もしていただけたので、5、6年には人並みの行動が取れるようになりました。
本当によく成長しました。
我が家の住まいは都心に比べれば公立中への進学が多い地域です。
だいたい、私立20%、国立•都立を含めても30%いかないぐらいです。
7割弱が進学する最寄中学校も別に悪い評判はなく、公立から都立校を目指すルートが一般的かもしれません。
ただ、中学生にもなれば大人がコントロールしにくい問題ばかり起こりますし、環境の面で多少の不安定さがあります。
ですので、公立ルートでいくには親のサポートとともに、子供にも多少の逞しさが必要かもしれませんね。
公立の教育で育った私は公立教育に不信感は持っていませんが、親となり世間を眺めてみると、自分が公立ルートで無事にやってこられたのは、運がよかっただけかもしれないと気付きます。
私立中高は公立と比較すれば環境面の安定感がありますので、チリ太郎にはそちらのほうが合っているかと思い中学受験をしました。
しかし、大学を経て社会に出る頃には、同世代の子と全く同じ環境に戻ります。
自分のときには全くそんなことを思いませんでしたが、子供を見ているとその背後に人生の流れが見えたりして、新たに気づくことがたくさんあります。
人生を2度生きているようで楽しいですね。