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寝ながら高校野球

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旅行に行った後、風邪をひいてしまい臥せっております。
もしかしたらコロナかもしれませんが、お盆でもあり、診断を得るためだけに医療機関に行くのはためらわれるため、自宅でひたすら安静にしております。(仮にコロナであったとして、コロナ用の薬を処方してくれるわけでもないでしょうから、結局、対処法は風邪と同じなのですよね)

そんなわけで、寝ているだけだとつまらないのでテレビをつけっぱなしにしており、もっぱら高校野球を見ています。

ちょうど慶応vs北陸の試合を見ていて、慶応はかなりよいところまで行けそうなチームだと感心しながら見ていました。
神奈川県予選の決勝では誤審疑惑やらなんやらがありましたが、逆転するだけの力があったわけですからね。強打のチームという印象でしたが、ピッチャーも守備もすごく鍛えられている感じがします。

さて、われわれ中学受験経験者(子供の)からすると、「慶応」なんて聞きますと、

「おおっ、頭もよくてスポーツもできるのか。すごいな!」

なんて勘違いしてしまいそうですが、調べてみると慶応にもしっかりとスポーツ推薦があるのですね。
この点、あまり詳しく調べてはいないのですが、甲子園常連校で偏差値も高い学校、例えば、

・大阪桐蔭
・智辯和歌山
・早稲田実業
・作新学院
そして、慶応

大抵はスポーツ推薦枠を有するか、学科を普通科とスポーツ学科に分けるなどの措置が取られているのですね。

スポーツ推薦の場合、公表している要項などによると1学年40名ぐらいの規模が多いようです。
その中で各部活の枠がどれぐらいあるかは学校の方針によるのですが、甲子園常連校の場合は10名以上は確保したいところですね。

我々中受組は小学校卒業時の学力で行ける学校を選んで受験するわけですが、スポーツ推薦の場合は基本的に高校入試時にその枠が設けられています。
まあ、当然と言えば当然ですが、スポーツにおいては体の成長の問題もありますから、あまり早い時期から素質を見抜いて青田買いするということが難しいのですね。
甲子園常連校になるためには、完全中高一貫校ではダメだということです。
それとは逆に、学力の方は、小学校卒業時の能力が将来的に維持される可能性が高いと考えられているわけですね。

やっぱり、近年の甲子園出場校のレベルは、「文武両道」などという綺麗ごとでは超えられないところまできていますよね。特に、東京や大阪、神奈川など、学校数が多い県では紛れも生じにくいので、ハイレベルな選手を安定して供給するシステムが必須です。

中学受験の中では、お子さんが特定のスポーツに熱中しているから、一般生でもよいから強豪と言われるような学校を志望校にしたい。
なんて話も聞きますが、先のスポーツ推薦などの規模を考えると、一軍の試合に出るには相当狭き門となる覚悟が必要です。
もちろん、その子が中学生期間に世代トップクラスにまで成長する可能性が無いわけではありませんけどね。

私はどちらかと言うと、スポーツはその子が試合に出てのびのびとプレーできるレベルでやるべきだと思っている方です。
昔は「努力でくらいついたらトップレベルに近づける。仲間が好成績を収めてくれればそれも自分の誇りだ」という気持ちもありましたが、いろいろな人生経験を経て、今は「スポーツは楽しくプレーしてナンボ」という考えに落ち着いています。

そんな考えからすると、昨今の高校野球はレベルが高すぎて、一般生が付け入る隙はほぼ無いんだろうなぁなどと感じてしまいます。

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