最近のチリ太郎、学校からの課題に取り組むために夜更かしすることが多くなっています。
先日も、就寝時間が3時半になってしまい、翌日起床する時間は変わらないため、学校で眠くなっていないかと心配しています。
チリ太郎が学校の課題に取り組むとき、時々「今日はどんな課題なの?」と聞くようにしています。
高1になりたての頃は数学や英語の課題、おそらく宿題的なものがほとんどだったのですが、最近は理科の実験のまとめや国語の発表のための準備など、数英以外の教科の課題が入ってきている印象です。
相変わらず、時間の使い方ですよね。
学校から帰って来て少し休憩してから手を付ければ、睡眠時間を削らずに済むのです。
しかし、そこから夕食を挟んで22時、23時頃まではずっとスマホゲームか動画です。
我々の世代で言えば、テレビゲームに興じたりダラダラとテレビを見ていた時間が、現代の子の場合はスマホを眺める時間に置き換わっているわけですが、私はこれをやめろとは言いません。この時間はこの時間で、1日の中で「緩む」時間として何か必要性がありそうな気がするので、今はそこに口を出すべきではないという考えです。
問題は優先順位の整理ですよね。
親としては、脳がしっかりと働く時間に勉強などをこなし、余裕を持って自分の時間を楽しんだ後に就寝するという流れにしてほしいところです。
ただ、そうした提案をすると、チリ太郎的には「早い時間はどうもやる気がなぁ…」などという訳です。
自分の中での優先順位がはっきりしていなくて、気分でやることの順番を決めているのですよね。
まあ、そういう経験も必要で、ゆくゆくはそれをどういう順序でこなしたら効率が上がるのか、自分で考えるようになってほしい。時間は有限ですので、大学受験などの大きなイベントが近づくと、そうしたことに気づかされると思いますし、その経験が将来の仕事のやり繰りにも繋がっていくはずです。
それにしても、チリ太郎がちょっと変わって来たなぁと思うのは、こうした学校の課題にちゃんと1人で取り組むようになったというところですね。
妻:「PCの使い方とかはまだ私が手伝ってるけどね」
中2の頃までは妻や私が手助けをしたり、課題に取り組む計画なんかを整理してあげたりしていたのですが、今はそういうことが無くなりました。
妻:「私はちょいちょい寝ているところを呼び出されたりしているけどな」
チリ太郎は特に体を鍛えているというわけでもないのですが、年齢なりに馬力がついてきたというか、「これをやらねば」と思ったときに、それをやり切るだけの精神的・身体的な体力がそれなりに備わってきているようです。
特に精神的な体力ですよね。「やろう」と決めたことをある程度までやり切るためには、途中で気持ちが切れないことが重要です。
小学生の頃、夏休みの宿題をため込んで、最後にへこたれていたのが懐かしいですね。
妻:「いや、その馬力を深夜に発揮されると、私の睡眠負債がすごいのだが…」
私の好きな武蔵中高の杉山校長がよく「グライダーと飛行機」の話をされます。
「中学に入ってきたばかりの生徒はまだグライダーみたいなもので、先生や親御さんに引っ張られて進むような状態だが、中高一貫6年の中で自調自考のエンジンが搭載され、自分の飛びたい方向に飛んで行く飛行機になる」
という例え話です。
https://aoty.xyz/ithink/1259
↑過去にはこんな記事「自調自考のエンジン」も書いていました
チリ太郎にも、自調自考のエンジンが備わりつつあるのかもしれませんね。
あとは、「どこに飛んでいきたいか」ということについても、同時並行して考えてくれればと思っています。