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バイオブーム

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チリ太郎の学校の中1は先週末に期末テストが終わり、トータルではそこそこ長い休みに入りました。
テスト休み→終業式→春休みというお決まりのパターンですね。

チリ太郎の3学期末テストを振り返りますと、これまた振り返るのも虚しいほど変わり身に乏しく、あいかわらずテスト勉強はしない、テスト日程も把握していないという有様。ただ、ほんの少しだけ、家庭学習に自主性が出てきた気がします。
気のせいかもしれませんが、親がポジティブな目で見守ることは重要だと思うので、そう思い込むことにしました。

テスト期間に全くそぐわない話ですが、青ティ家では今、「バイオ」が流行っています。
ソニーのノート型パソコンではありません。
各ゲーム機からソフトが発売されている大人気サバイバルホラーゲーム「バイオハザード」です。

このゲームシリーズは妻が大好きでソフトを買っているのですが、妻は操作があまり上手ではないため、もっぱら私がプレイして妻が眺めるというスタイル。
ゾンビと戦うゲームなので小さな子にはおすすめできないのですが、チリ太郎はこのゲームの攻略本が大好きで、プレイは1度もしたことがなく妻と眺めているだけなのですが、攻略本に何が載っているか、モンスターの名前や耐久値などビックリするぐらいよく覚えています。本当に、攻略本が何がしかの参考書だったなら、チリ太郎の大学受験は盤石だろうにと妻が嘆くほど読み込んでいます。

そんなチリ太郎が満を持してバイオデビュー。
マリオシリーズなどを見てもコントローラーの操作は上手ですし、何しろ予備知識がハンパないため、すぐに上達しました。
ただ、私が感心したのは、こうしたゲームにはあまりのめり込み過ぎることなく、ある程度節度を持って遊べているところです。
こうしたゲームなどにも性格は出るもので、私は完全な「感覚派」で割と行き当たりばったりなのですが、チリ太郎は何度も地図で現在地を確認したり、ライフゲージに細心の注意を払ったりと、かなりの「慎重派」です。
また、うまくいかなくても簡単にリセットせず、結構粘り強いところがあります。

まあ、本当にどうでもよいことですが、私はこうしたところを褒めるようにしています。
「慎重で丁寧だね」
「簡単に諦めないところがすごいね。そんなふうにできる人は少ないよ」

こんなことに時間を割いていてはテスト勉強も捗るはずもありませんが、一方で子供の人生は勉強だけではありません。
我が家においてはゲームがそうなのですが、子供が何かに取組んでいるシーンに親が立ち会えるなら、その時間は大切にすべきですし、その機会に子供の様子をよく観察すべきかと思います。どういうところが楽しいのかと会話してみるのも良いですね。
好きでやっていることには性格がよく出ますし、意外とそういうところで子供の成長が見て取れるのではないかと思っています。

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