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問題の無い子供に問題意識を持たせるには

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昨日の記事の続きになります。(ちょっと言い足りないかなと思い、続きを書きます)

親の不安を打ち消すために、何の問題意識も無い子供に勉強を強いるのは間違いだという話でした。

しかし、「子供が問題意識を持つまで待っていられない」、「先のことを考えられるのは親だけだから、先回りしてやらせなきゃ。」というご意見が聞こえてきそうです。

これは、ある種真実を含んでいると思います。

特に、この時機の小学5年生、へたをしたら小学6年生でも、自身の学習について問題意識なんて持っていないことが多いと思います。
いや、持つきっかけが無いというのが正確かもしれませんね。

例えば、親御さんが将来的に子供に中学受験させたいと思っていたとします。その場合、お子さんは学校の勉強レベルは問題なくこなせている可能性が高いですね。
そうすると、普段の学校生活の中では、「もっと勉強しなくちゃダメだ」と思う機会がありません。つまり、問題意識を持つきっかけがないのですね。

また、それを踏まえ、先手を打って子供を進学塾に入れてしまう親御さんもいるでしょう。
進学塾は、内部でクラスを上下させたりして、競争意識を煽るシステムをとっているところがほとんどですので、その中で問題意識を持ってくれる可能性があります。

しかし、通塾でうまくいったかに見える場合でも、自らが望んで通塾しているのでなければ、ふとしたタイミングで気づかれてしまう可能性があります。
「なんでこんなに勉強しなきゃいけないんだろう?」と

では、子供に問題意識を持ってもらうにはどうしたらよいか?
早々と中学受験を決め、決意してもらうしかないのでしょうか?

それを考える上では、お子さんの性格などをしっかりと見て、対応策を考えるべきかと思います。

我が家の場合は、チリ太郎の得意科目を伸ばす方向でアプローチしました。
「算数、学校の勉強だけじゃレベルが低くてつまらないでしょ? 通信教育でもっとレベルの高い勉強ができるよ」
というような感じです。

そしてさりげなく、
「ついでに作文も今のままだと授業でつらい思いをするから、専門の勉強をしておこうか。」
という感じにプッシュしました。

こんなやり方に限らず、漢検や数検にチャレンジしてみるとか、先日記事にしたような「科学教室」みたいな教育イベントに参加してみるとか、いろいろやりようがありますね。

まあそんなふうに、親御さんが我が子をよく観察して、うまく勉強につなげる糸口を見つけてあげるのがよいかなと思います。

「めんどくさい」「回りくどい」

という意見が聞こえてきそうです。

そうなんです。
でも、人への気遣いは面倒くさく、回りくどいものです。
親が自分の子供だけには気を使わなくて良いという道理はありませんよね。

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