志望校判定サピックスオープンの結果が出て、入室基準点を上回ることができました。
これでサピックス夏期講習への参加権を得たわけですが、サピックスの入室手続きというのは実にタイトなスケジュールです。
大抵の場合、入室(又は季節講習を受講)するかの判断・手続きを、入室テストの結果速報が出てから1週間内にしなければなりません。
まあ、「入室するためにテスト受けてるんだろうから、結果が出たらすぐ動けよ」ということかもしれませんし、又は「思案する時間を長めに与えても、碌な結論にならないでしょ」というメッセージかもしれません。
いずれにしても、そうしたタイトなスケジュールに合わせて早めに結論を出すというのは、悪いことではありません。
我が家の場合、妻と私の中では、諸々の条件を考慮すると、「夏期講習はサピックスに通った方が良さそう」という意見で一致していました。
ただ、結論の前にチリ太郎の意見を尊重すると決めていましたので、チリ太郎に最終確認を行いました。
このようにするのは、決定の責任を子供に押し付けるためではなく、物事の条件を整理して妥当な結論を出すという作業をチリ太郎に経験してもらいたかったからです。
ですので、誘導等は一切考えませんでした。
青:「チリ太郎、夏期講習どうする?」
チ:「どうしよう。サピックスか早稲アカだよね。」
青:「あと、地元個別指導塾もあるね。これを選ぶ場合は少々特殊な感じになるけど。」
チ:「早稲アカとサピックスのそれぞれの条件はどんな感じだったっけ?」
青:「サピックスは18日開催、早稲アカは24日開催、日程はそれなりに異なるね。1日あたりの授業時間はほとんど変わらないけど、授業間に休憩がある分、早稲アカは拘束時間が長くなる。あと、授業時間も大きく違っていて、サピックスは午前を自由に使え、早稲アカは夕方帰宅で夜に自由時間ができるね。」
(過去記事をカンペにして説明しました)
チ:「問題は…。」
妻・青:「…。」
チ:「夏の旅行に行けるかってことだよね。」
妻:「そこっ?!」
青:「まっ、まあ旅行も重要かもね。ちなみに、その視点なら、早稲アカは夏期講習の間に13日間授業が無い日があるけど、サピックスの場合は講習後の1週間弱しか休みがないね。」
チ:「うーん。」
妻:「まさかだけど、それで決めないでよ?!」
チ:「サピックスのさ、休憩時間が無いってのがどんなものかわからなくて…。大変そうだなぁ…。」
青:「心配? でも、それでやってる子がたくさんいるんだから、慣れの問題じゃない?」
妻:「あと、秋以降にSSを受講しようと思ったときに、サピックスの授業がどんなものか知っておくのは参考になるよね。」
チ:「ああ、NNの雰囲気はわかったからね。夏はサピックスに行っておいた方が、選択肢が広くなるのか…。」
青:「お試しという意味ならそうだね。SSの場合は支払いが一括だと思うから、1回通って合わないってなったら大変だよね。」
チ:「まあ、サピックスかなぁ…。」
青:「1つだけ心配なことがあるんだけど、サピックスに行くと学校の同級生と会うと思うけど、苦手な子とかいない?」
チ:「その辺は大丈夫だと思う。そういう子は、知ってる範囲ではいなかったなぁ。」
そんな検討経過をたどり、夏期講習はサピックスにお世話になることに決まりました。