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作文の得手不得手についての考察

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先日、チリ太郎の家庭学習に付き合っていて、久しぶりに出口先生の論理国語に取り組んでいるところを見ていました。

教材の後半に「ディベート」を学習するところがあるのですが、チリ太郎はものすごく苦戦し、苦労に苦労を重ねて半ページ進めるのがやっとでした。

算数が得意=論理的とすれば、論理を戦わせるディベートは得意なのではと期待していたのですが、それ以前に、Aという事項に対する「賛成」「反対」を示す「理由」が出てこないんですね。
こういうところが、作文が苦手なところにつながっているんだなと改めて思いました。
つまり、想像力、発想力に乏しいんですね。

私は、自分で言うのもなんですが、「発想力」は人から良く褒められます。
一方で、「論理力」は人並み程度であり、「慎重さ」にはかなり欠けるところがあります。
つまり、そこから導き出される人物像としては、「自分の考えで物事をベラベラしゃべり、時々、何言ってるかわからない人」というところでしょうか…。
自分で言って自分でも傷つきます…。

ただ、こういうタイプの人は、作文を書くには有利だと思います。
文章の完成度は置いておくとして、「書き出す」「たくさん書く」という面ではあまり苦労しません。そう、書かなきゃゼロ点ですからですからね。

チリ太郎はそんな私とは全く似ていません。
そもそも、算数大好きという時点で、全く違います。

性格面で言うと、例えばチリ太郎に「Aという事柄に関連するものをできるだけ挙げてみて。」というと、1つ挙げるのにも苦労するようなところがあります。
様子を見ていると、「本当に間違いのないものしか答えたくない」という慎重さが見えます。よくいませんか? テストで取り敢えず答えればよいところで、白紙で出す子。
その理由が全てそういう性格に起因するというわけではないでしょうが、チリ太郎もそんな正確性に拘る、慎重な子です。

もちろん、そういう子供は別の方面で良さが発揮されることがありますので、性格が良い悪いということはありません。
ただ、作文には不向きな性格だと思います。

物事の正確性に拘り、慎重なタイプの子の場合、まず筆が進みません。
進みが遅いと、他者との比較などから苦手意識が芽生えます。

思うに、作文の得手不得手って、中学、高校くらいになって「文法的な正しさは踏まえて当たり前」という前提で評価される場合は、国語力と関係あると思うのですが、小学生の場合、作文力と国語力は相関関係が無いのではないですかね。(←お得意の根拠なき推論)

むしろ、性格的に物おじしないかどうかの方が、関係するような気がします。

さて、こんなところまで推論を勧めまして、

では、具体的な対策をどうするか?

はっきり言って、何も思いつきません。

ただ、ネットでキーワードを入れて検索してみたら、こんな面白い記事がヒットしました。

子どもが作文を書けなくなる理由は、そこにあったのか……

この教材、試してみようかな…。

作文教材

ということで、購入してみました!(図書券があったので)
これは、出口先生の論理国語とはまた異なるアプローチの教材だと思いますので、短期集中で夏休みに取り組む課題にしてみようかと思います。

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