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近場の学祭を見物

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7月に異動して以降、シフト勤務で休みが不規則な私。
11月後半の3連休で1日だけ休みが取れましたので、チリ太郎と学園祭見物に出かけました。

同3連休では、東大の「駒場祭」と一橋大の「一橋祭」が開催されておりましたが、チリ太郎が選んだのは「一橋祭」。
我が家からの距離では、東大の駒場キャンパスよりも一橋大の国立キャンパスの方が近いですし、駒場キャンパスは学校の授業などで訪れたこともありますので、「行ったことがない方」を選んだのかもしれませんね。

妻は三連休で緩みきっていたため、

妻:「いやぁ、私は大学には縁がないし、駒場は少々遠いからなぁ…。国立駅ならついていってやってもいいが…」

などと言っておりました。チリ太郎もそのあたりの空気を読んだのかもしれませんね。

国立市は東京の多摩地域にあります。
23区のような華やかさはありませんがが(失礼)、国立市は学園都市とも言われるだけあって、街に独特のハイソな雰囲気があります。(ネーミングは「立川と国分寺の間だから国立」という実に安易なものなのですが…)

国立市が学園都市と言われるのは、まあ、駅至近に一橋大学のキャンパスがあるというところが大きな理由となっているのでしょう。
ただ、例えば研究学園都市である茨城県のつくば市などは本当に大学を中心とした街という印象があるのですが、国立の場合は少し大学の比重が小さいイメージ。
大学生よりも小学生(私立の小学生)や高校生を多く見かけ、家族が住んでいる生活感みたいなものがあります。
近くには私立小学校がありますし、国立音大、桐朋中高(小学校もある)、都立で優秀な国立高校などがありますので、そちらの生徒さんの方が一橋生(大学生)より目立つ印象がありますね。

一橋祭

国立駅を降りたところ

一橋大学のキャンパスに入るのは私も初めて。
一橋と言えば、何と言っても「就職最強」のイメージ。
親としては、「こんな大学に進学できたら…」という憧れを隠せません。

文系の大学ですので、2次試験は「国数社英」だった気がしますが、後期は「数英」で受験できたはず。
2022年にできた「ソーシャルデータサイエンス学部」は理系の後期受験の受け皿としても人気のようですが、経済学部の後期も受験科目的には理系の人との相性は悪くないはずなんですよね。

そんな情報をそれとなくチリ太郎に伝えてみたところ、

チ:「へー、文系の大学だから2次には国語があるのだと思ってたけど、無いんだね」

という感想でした。

青:「まあ、後期は募集人数も少ないし、科目を絞る上で国語より数学を外せなかったんでしょ」

と答えておきました。

一橋祭の情報を少し。

妻:「これ、『ひとつばしさい』じゃなくて『いっきょうさい』なんだな…」

青:「そうらしいよ」

一橋駅前から南に延びる「キャンパス通り」を挟んで、東側と西側にキャンパスが分かれています。
一橋祭では、東側のキャンパスに子供向けのイベントを集約していていました。
が、我々は本館や図書館がある西側のキャンパスへ。
こちらは飲食店の出店がメインでしたが、まあ、凄い数で、「飲食店しかない」と言っても過言ではない状況。
ちなみに私、学園祭は母校のものしか参加したことがありません。
そして、その母校の学園祭は、もう少しバランスが取れているというか、展示とかいろいろ目立つ印象がありました。

最初は昼ごはんがわりに食べられるものを探しつつ、一通り巡ってみる計画だったのですが、あちこちで熱心な客引きに会います。これが学祭の熱気というものでしょうかね。

そんな合間に、キャンパス内の建物などを見物しましたが、本館も図書館も講堂も、歴史的な建築物の趣があり、そうした伝統に裏打ちされた雰囲気はさすがという感じでしたね。
ただ、そうした荘厳さは学祭の雰囲気とはマッチしていないので、真面目に見学するならオープンキャンパスの方なのだろうなとは思いました。

私は学生時代、かなりガチな部に所属していたので、学祭で飲食店を出店しようなどという文化はありませんでした。
ただ、20代の若者が「真面目な企画物」よりも「盛り上がれる飲食店」に流れるのは当然のことであり、それを素直に形にすると、こういう学祭になるのかなと思いました。
青春の思い出としてはこういうのもよいでしょう。

訪れる側としては、飲食店をやるにしても、もう少し運営母体の色が出ていると楽しいかなと思いましたね。(チリ太郎も同じことを言っていました)
チュロスや餃子、焼きそばなど、素人が味で差を出すことは難しいのですから、なにがしかの付加要素が欲しいです。

ネパール餃子

ネパール餃子を食べるチリ太郎。国際学生宿舎中和寮という院生が入る宿舎の出店でした。

学園祭は正午頃に家を出て、2時半頃には会場を後にしました。
オープンキャンパスならこんな短時間ということはないのでしょうが、しかし、それはそれで時間と体力を使いますので、そこそこの覚悟が必要です。
(おそらく、確実に、妻はついてきてくれません)

思い付きに近い感じでしたが、気軽な気持ちで一橋大学を見学できてよかったです。

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