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妻の失踪

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本日の朝、7時頃目覚め、いつもの癖なのですが、テレビをつけてボーっと見ていました。
20分くらい過ぎて、テレビのことについて妻に話しかけようと、「これさぁ」と向きを変えたところで、チリ太郎の向こう側で寝ているはずの妻がいないことに気づきました。

「あっ、あれ?」

そこでチリ太郎が目覚めました。

「チリ太郎、おかさんがいないよ。」

「どこか行ったの?」

「わからない、トイレかな?」

チリ太郎はトイレを見に行きました。

「トイレにはいなかったよ。」

私は玄関のドアを開けて外を見てみましたが、自転車は置いたままなので、コンビニに買い物にいったわけでもないようです。

私が7時に目覚めた後、人が玄関から出ていった気配はありませんでしたので、昨日私が眠りについた11時から朝の7時までの間にいなくなったのです。
そんな時間帯に出かける用事が全く思いつきません。
あるとすれば… 家出か…。

思い当たることがなくもないので、少し不安でしたが…。

とりあえず、チリ太郎と朝食を食べてしばらく待つことに。

チリ太郎、理由もわからず母がいないというのに、全く不安がないのでしょうか。

「あの、スタサプ理科の6年のテキスト出してくれませんか。」

この状況で午前の勉強をするつもりのようです。

気を紛らわすために、私もスタディサプリ理科の勉強につきあうことにしました。

チリ太郎は、先週、スタサプ理科5年生の応用を終えたので、

「どうする? 5年の内容の別の問題集をやるか、スタサプ6年に進むか。」
と聞いたところ。

「6年をやりたい。」
と言いますので、先週、スタサプ理科6年のテキストを印刷してしておきました。

スタサプ理科の6年基礎は、また、冨山篤先生に戻ります。
チリ太郎が前に話していたように、理科の基礎では、実験の映像がふんだんに講義に使われていて、これはこれで楽しいですね。
応用の相馬先生は、話し方でグイグイ引き付けるので、実験などの映像は全くありません。このあたり、意図した構成になっているのでしょうかね。

午前1枠の勉強が終わっても、妻は帰ってきません。連絡もありません。

家出だったら、こちらから連絡するのもちょっと気まずいし。

そんなことを考えていた11時半頃、妻はひょっこり帰宅しました。

東京都のロードマップ、ステップ3で解禁された、カラオケに行っていたようで、ご機嫌に、「いやぁ、久々だったから調子がイマイチだったなぁ」などと言いながら…。

家族に無断で、早朝1人カラオケとは、よいご身分ですね。

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