昨日、NN志望校別コース保護者説明会の感想を書きましたが、今日は後日談です。
今回の説明会ではそれぞれ別日にオンライン説明会が設定されていたのですが、駒東のオンライン説明会は翌日21日のAMに設定されていました。
妻は集合型の説明会への参加を回避したので、同日にオンライン説明会を視聴していました。
私はてっきり前日の録画を放映するものだと思っていたのですが、漏れ聞こえる説明を聞いていて、「んっ? 昨日はもう少し余談があった気がするが…」と違和感を覚えました。
そう、別日の別時間にオンライン用でライブの説明会をやっていたのですね。
オンライン参加の方には(アンケートに答えると)資料が後日郵送されることになっているのですが、我が家の場合は前日に私が参加して資料を持ち帰っているので、妻は恵まれた環境でオンライン説明会を視聴しておりました。
すると、説明会の声を聞きつけたチリ太郎が寄ってきて、算数と理科の教科説明だけは資料を見ながら熱心に聞いていました。
「駒場東邦合格への道」という大変ためになる立派な資料なのですが、そのうち、同冊子に掲載されている過去問などにも取り組みはじめました。
サピックスの入試分析会のときと同じパターンですね。
まあ、算数や理科しかやりませんけどね…。
それでも、そうして興味を持ってくれるというのは大変良い傾向です。
以前、武蔵中のジュニアオープン模試に参加した際にも、「武蔵中合格への道」という冊子をいただいたのですが、武蔵中の場合は皆様ご存じのように、問題に癖があって、志望校対策も相当苦労しそうだなと感じさせられました。
駒場東邦の場合、そういった癖の強さや捻りというものはあまり感じられず、比較的対策がしやすい学校だと感じました。
もちろん、全ての受検生が同じ条件ですので、決して我が子だけが有利というものではないでしょうが、少なくとも、併願校も含めた受験勉強という意味では、かなり対策が立てやすいと思います。
そうそう、昨日の説明会の記事で書き忘れたことがあります。
昨年12月に「武蔵ジュニアオープン模試」をチリ太郎が受験した際、試験時間を使った保護者説明会があり、妻と私で出席しました。
そのときの印象と、今回のNN駒場東邦の説明会の印象を比較すると、
「余談が少なかった」と感じました。
武蔵の説明会の際は、責任者も教科担当も、溢れんばかりの「武蔵愛」が感じられ、説明もかなり脱線して、武蔵の校長先生との思い出やら、教科主任の先生との思い出やら、いろいろ余談が多かったのです。「武蔵ってこんないい学校なんですよ~」という話も多かったです。
駒東担当の先生も、間違いなく「駒東愛」はあるのだと思いますが、説明会の主旨やら、時期やら、持ち時間の関係でしょうかね。そういう学校の良さエピソードみたいなのは少な目でしたね。
まあ、一番は「開催時期と対象」の違いですかね。
なにしろ、今回のNN説明会に参加されている親御さんは、間違いなく、かなり現実的な志望校として意識して参加しておられるのでしょうから、学校PRより「息子をどうやって合格させてくれるのか」を聞きにきているわけです。
ここから先は、諸々の講習会、説明会が「合格」を念頭に置いた内容に切り替わっていくのでしょうかね。少し寂しいような気もしますが。