先日、仕事でホテル業界の方とお話する機会がありました。
私は、業界問わず、専門分野の方にその道のことを聞くのが大好きで、仕事にかこつけてあれこれ興味本位の質問をしてしまったりします。悪い癖なんですけどね。
それで、こんなやりとりがありました。
青:「ホテルってどれくらい先の予約を入れられるんですか?」
ホ:「そのホテルの方針によりますが、1年くらい先ですね。通常、旅行サイトを経由すると旅行シーズンの終わりまでしか予約表示されないのですが、ホテルの公式ホームページは半年先までに設定しているところが多いと思います。それより先の日程を押さえたい場合は、電話でお問合せいただくことになりますね。」
青:「なるほど、申込方法によって異なるわけですか。」
ホ:「電話での予約対応は事務の手間などを考えるとなるべく減らしたいのですが、例えば当ホテルですと、受験用の宿の確保などは1年くらい前からご予約いただくことが多いですね。」
青:「ほう、受験ですか…。」
おそらく、ホテルの方は大学受験のことをおっしゃっていたのかと思いますが、私は中学受験を想像してしまいました。
そのホテルは23区内にあるのですが、アクセスのよい場所にありますので、中学受験でも使われるに違いありません。
家に帰り、妻に「そんなシステムになってみるたいだね。」と話したところ、
妻:「そんなのはオタク業界では常識だよ。東京のコミケに地方から遠征してくる人は、ビッグサイト周辺のホテルに宿泊したら、その場で翌年の予約もしていくんだよ。」
青:「そっ、そうなんだ。」
ということで、全く別分野の例を引き合いに、力説されました…。
まあ、コミックマーケットのことはさておき、中学受験の話です。
私は、1月の埼玉や千葉の受験時には、ホテルの予約も必要だろうと思っていましたが、都内の受験は普通に朝早起きして自宅から通うものだと思っていました。
でも、通学1時間やそれ以上の学校の場合、朝の電車の混雑やトラブルによる遅延、雨や雪などの悪環境のことを考えると、当日の移動時間は短いに越したことはありませんよね。
実際の状況というのは調べてみなければわかりませんが、この学校の受験にはこのホテルとか、すでに最適化されたマニュアルなどがありそうですね。
しかも、「このホテルは受かりやすい」など、願掛け要素なども含めると、2/1~2/4あたりのホテル予約は、ものすごく熾烈な争いがあるのかもしれないと思いました。