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誰を責めるべきか

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https://news.yahoo.co.jp/articles/533edc5b083247fc0d3f2cc8361c90c290679365

このニュースを見て物が言いたくなったので。

沖縄県の辺野古沖で船が転覆し、同志社国際高校の女子高校生らが死亡した事故について、船の運航者である「ヘリ基地反対協議会」の元締めは共産党だということで、ニュースにあるようにメディアが小池書記局長に対して責任追及しているわけです。

一言断りますが、私は政治的には割と中立な方だと自認していて、正直、この事故を機に「共産党やら関連の活動家やらを徹底的に追い詰めて、何なら潰してしまおう」などという考えは持っていません。
普段から共産党を毛嫌いしている方はそう思うかもしれませんが、私はどちらかというと、「やり方を変えたら?」と思っている程度で、それは他の党にも言えること。そういう点で割と中立です。

このニュースでも、逆切れはどうかと思うものの、小池書記局長のおっしゃっていることはそこまでおかしいとは感じませんでした。

1点だけ明確に不快に思うのは、以下のくだりですかね。

「同時にその問題は本当にあってはならないことではあると思うんですが、辺野古の新基地建設の問題は問題であって、そのことについてこの事故を利用するというようなことはやってはいけないことではないかと思います。事故は事故として、きちんと反省もし、原因の究明ということに全力を挙げていくという当局の捜査に全面的に協力するという立場で臨んでいきたいと思っています」

これが一番の本音でしょうね。
つまり、「この事故をもって基地反対活動自体を問題視するべきじゃない」と。

しかし、自分の考えも固まっていない高校生を政治的な活動に利用した側がそれを言いますかね?

私は思うのですが、
もしそれを言いたいのであれば、率直に認めるべきところは認めないと。

「本件はただの事故ではない。我々の政治的な闘争に、まだ自分の意思も固まってない高校生を巻き込んでしまった上での事故であり、そこで尊い命が失われてしまった。その責任を痛切に感じ、遺族には幾重にもお詫び申し上げるしかない。」

ぐらいは言わないとダメですよね。
どこに責任を感じるべきなのかというところで、安全配慮じゃありませんよ。
活動家以外の人を巻き込んでしまったことですよ。

どんなに取り繕っても、事故の問題にすり替えても、誰もがそう思っているし、ご本人だってその部分に対して責任を感じているのでしょう。ですから、そこは率直に認めないとね。

その点ははっきりと声明を出すべきですし、メディアも問うべきですよね?
そういう所に手心を加えるべきではないです。

何に対して責任を感じ、
「あってはならない」と思っているのか?

と問うべきですよ。

この事故は本当に痛ましい。
私も同世代の子を持つ親なので、ご両親の気持ちを思うといたたまれない。
しかし、本件で共産党を責めるのはやや筋が違うかなとも思います。

政党というのは、特定の主義主張を持っていて、政治のルールからマジョリティにならなければいけないわけです。
そして、そのためには有権者だけでなく、若者世代に対しても何らかの方法でアプローチをせざるを得ない。そのことを「汚い」と感じる人もいるかもしれませんが、政治とはそういうものであって、そのこと自体はモラルを問われるようなことではありません。どこの党でも同じスタンスだと思います。

ですので、私が小池さんならば、先の声明に続いて、

「しかし一方で、我々の信じる平和を守るための活動を知っていただける機会があるならば、多くの方に何らかの形で現場を見ていただき、何かを感じていただきたかった。それを実現するために安全配慮は大前提であり、幾重にもすべき事項であった。今後、事故の原因の究明に全力を挙げていくことが我々の使命だと考えている。それができたとき、改めて我々の活動をより多くの方に知っていただきたいと申し上げたい。」

というような感じで繋げるのですかね。
少なくとも、こういう説明の仕方ならば、政党としての共産党の立場には一定の納得をします。

政治の世界では、やり方はともかく、理解者や仲間を増やして数の力を得ることが最優先です。「政党」というのはその論理の中にいますのでね。
基本的に、やり方にモラルもなにも無いのです。
相手が高校生だろうが、数の力の足しになるのであれば巻き込んでいきたいと考えています。
そのように、様々な手段で政党は若者世代を取り込もうと画策しているわけですが、そこで防波堤になるのは親であったり、学校であったりするわけです。
学校活動のことであれば、学校が全面的に責任を負う立場です。

そういうことを考えると、本件で一番追及を受けるべきなのは、学校であると私は考えています。

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